子育ては「心理戦」なんですね!(わが家は毎日子どもとの戦いです(笑))
確かにそうかもしれません。
おすすめの本
子育ては心理学でラクになる
DaiGo(メンタリスト)
発行所:主婦と生活社
子育ては「人と人」。
「心理学」を取り入れたら、子どもと上手に付き合えるのかな?
「心理学」は全く勉強したことのない領域。
ラクになるなら、是非教えて欲しい!
そんな思いで読みました。
子どもが健やかに成長するには、やはり親の接し方がカギとなっているようです。
大切なのは「意志力」
本には、何度も「意志力」という言葉が出てきます。
「宿題は必ずやる」「遊びはやるべきことが終わってから」「人の話を最後まで聞く」など、子どもに身にけてもらいたいことはたくさんあります。
これらはすべて、子どもの「意志力」のある・なしにかかっているのです。
しかし、成長過程の子どもに「強い意志を持ちなさい」「自分で決めたことは最後までやり通しなさい」と言っても、子どもには「???」です。
これにイライラしていては先に進めません。
簡単で確実に子どもの意志力を高める方法、
それは、「親の意志力を高めること」と書かれています。
そもそも子どもは、親を真似て(学ぶ)成長していきますから、当たり前と言えば当たり前ですね。
でも、わたしには耳の痛い話です。
子どもを必要以上に叱り、自己嫌悪に陥りますが、「明日は落ち着いて、絶対に!」と誓いながら、それが成功することはほぼありません。
すべては「意志力」が足りないんですね。
「意志力」は「やらない力」。
そう、「我慢」「忍耐」を身につける必要があります。
子育ての成功に必要なウィルパワーとは?
「やらない力」の反対は、「やる力」です。
「やらない力(我慢・忍耐)」は大切ですが、この力だけでは子育ての成功に繋がりません。
目標を達成するには「やる力」も必要なのです。
やるべきことができるようになる力です。
また、これらの「やる力」と「やらない力」を発揮させるためにかかせないのが、「望む力」です。
「望む力」があると、目標を立て、計画的に行動できるようになると言われています。
そして、この3つの力を合わせて、「ウィルパワー」と言います。
「やる力」+「やらない力」+「望む力」→ウィルパワー
この3つの力を身につけると、子育てだけでなく、人生そのものが上手くいくようになるとのこと!
実際にウィルパワーを身につけると、以下のような効果があると詳しく書かれています。
「イライラしなくなる」
「ダイエットに成功する」
「夫との関係がよくなる」
「子どもが成功する」
「自分の時間がつくれる」
早起きの効果はすごい!!
睡眠不足は「ウィルパワー」が弱くなります。
なぜなら、睡眠不足は、ストレスや衝動・誘惑に負けやすくなるからです。
わたしは、以前から「早寝早起きができたらいいなぁ。」と思っていたこともあり、これを機に頑張ってみました。
そうしたら、みるみるうちに効果が出始めたのです。
①自己肯定感を高められる
②誰にも邪魔されない、贅沢な一人時間が確保できる
③好きなことをする時間が作れる
④家事がはかどる
⑤朝、イライラしなくなる
⑥子どもも早起きになる
イライラな朝から贅沢な朝へ
早起きのすごいところ。
それは、起きただけで自分を褒め、「わたしはすごい!ちゃんと起きれた!」と自己肯定感が高くなります。
誰しも機嫌良く起きることができるのです。
家族に邪魔されない一人の時間。
思う存分、やりたいことができるようになりました。
ここでポイントなのは、「好きなこと、やりたいこと」とすること。
わたしは、もっぱら「読書」の時間にあてています。
最初はいつものルーティンで、家事(洗濯や朝食作り)をやっていたのですが、まったく満足感がありませんでした。
もちろん、家事は誰にも邪魔されることもなく、時間もいつもよりあるので、スムーズに進みますが、なんか満たされない。
結果、15分という短い時間でもいいので、「自分の好きなことをやった!」という満足感から、家族が起きてきてからの忙しい時間も頑張れるようになりました。
時計を見ないで起きる
早起きは、最初は大変ですが、自分の好きなことをするために起きるので頑張れます。
あと、早起きが習慣化してきたら、今度は目覚まし時計なしで起きてみてください。
といっても、寝坊は怖いので、目覚まし時計は「本当に起きなければならない時間」にセットしておきます。
早起きが習慣になると、体内時計が整ってくるので、自然と目覚まし時計なしで起きれるようにはなるのですが、目が覚めたときに時計を見ると、「まだ〇〇時だ。もう少し寝よっと。」となってしまうのです。
せっかく目覚めたのに、時間を確認することによって、また眠くなってきてしまいます。
人間の脳って面白いですよね。
でも、これは本当にもったいないことです。
眠りの質は、寝る時間や疲労度、寝室の温度、湿度など、様々なことに影響されます。
ですので、必要な睡眠時間は毎晩変わるというわけです。
それなのに、「〇時起床」と時計で管理をしてしまったら、深い眠りのときに目覚ましで起こされるかもしれません。
それだったら、目覚めたときに時計を見ずに体を起こし、好きなことを始めます。
そうすると、朝から好きなことを思う存分できて、1日ハッピーに過ごせますよ。
この方法で起きたら夜中の2時でした(笑)。
読書だけでなく、仕事や家事もビュンビュン進んで、それはそれは良い1日でした!
起こされたわけではないので、1日眠くならず、快適に過ごせましたよ。
是非、試してみて下さい。
本当に早起きはおすすめです。
子どもに早起きの習慣がついた
そして最後に、子どもも早起きになりました。
ママが早起きだと、自然と子どもも早起きになります。
いつの間にか、起こさなくても自分で起きてくるようになりました。
(起きてこないときは、先日紹介した「添い寝」で機嫌よく起きます。)
朝、自分で起きてくるだけで「すごいね~」と褒めてあげられる。
子どももご機嫌になり、その後の用意もスムーズに進む。
毎日ではありませんが、余裕ある朝、試してみるべきです!
心理学を知れは、子育てがラクになるかも?
この本は、一般的な子育て本とは異なり、子育てをラクにするテクニックに加え、ママの人生をより豊かにする心理学が盛り込まれています。
「2週間あれば、子どもと夫にイライラしなくなる!?」
「やる気を引き出すコミュニケーション」
「将来の可能性を広げるマインドマップ」
など、気になる項目も多いです。
一度手に取ってみて下さい。