【サンタさんの正体を知りたい！】『サンタクロースってほんとにいるの？（文：てるおか いつこ、絵：すぎうら はんも）』

こんなお悩みありませんか？

ママ

「サンタさんって本当にいるの？」と聞かれちゃったけど、適当にしか答えられなかった。

パパ

「サンタさんているの？」この質問を聞かれたら、ほんとのことしゃべっちゃっていいのかな？

ママ

子どもが大きくなって、「サンタさんいるよね？」っていつ聞かれてもいいように、答え方を参考にしたいのですが…

絵本紹介

『サンタクロースってほんとにいるの？』の楽しみポイント

答えが気になって、子どもより、大人が前のめりになる一冊です。(笑)

おすすめ絵本

この絵本は、「サンタクロースってほんとにいるの？」という題名の通り、子どもたちのサンタクロースに関しての素朴な疑問をQ＆A形式で答えてくれる絵本です。

絵本紹介文

「サンタクロースってほんとうにいるの？」

「えんとつがなくても　くるの？」

「どうして　ぼくのほしいものが　わかるの？」

に始まり、かつて子どもだった私たち大人も、以前抱いていたサンタクロースに関する疑問に上手く答えてくれる絵本です。

「サンタなんて　いないって　みんな　いってるよ。」

ドキッとしませんか？

子どもが小学生になって、いずれは聞かれるであろう質問も題材に取り上げられています。

この絵本の注目ポイント

サンタクロースに関しての子どもから質問。答えられる自信がない大人にこそ、読んで欲しい。

子どもが未就学児のうちは大丈夫です。

サンタクロースに関する質問をされても、その答えにどんなに内心困ったとしても、適当なことを言っても子どもは「そういうものなんだね。」と理解しようとしてくれます。

しかし、

小学生になってからは、事情が異なります。

子どももどんどん成長します。

答え方によっては、親が隠し事をしていることがばれてしまいます！

「サンタクロース」

夢がありますよね。

いろいろな考え方があるかと思いますが、私は、その子が信じているうちは、信じさせてあげられる環境を親が作ってあげるべきだと考えます。

それは、その子への「愛情」でもあると思います。

子どもの気持ちに寄り添う、そういうことだと思います。

一度疑われたらもうおしまいです。

「知りたくなかった。」と言われても、もう二度と、知る前には戻れないのです。

そう考えると、「こんな質問をされるかもしれない。」「こんなこと質問されたら、こう答えようかな？」とあらかじめ用意しておくことも必要かもしれません。

そんな時に、この絵本は参考になります。

子どもとサンタクロースについて語る

もちろん、お子さんと一緒に読むこともおすすめします。

「サンタクロース」に興味を持つようになるのはいつごろでしょうか？

2歳くらい？

夜中にプレゼントを持ってきてくれる、謎の「サンタクロース」。

子どもたちは興味津々に違いありません。

「パパやママが小さい時にも、サンタさんはきたの？」

「どんなプレゼントもらった？」

「今度のクリスマスは、パパやママもプレゼントもらえるといいね。」

など、サンタさんやクリスマスの話で盛り上がること間違いありません！

絵本実践ポイント

「なるほど！こういう答えもあるのね。」と引き出しを増やす

絵本では、子どもの質問に対して親が答えるという、Q＆A形式でわかりやすく描かれています。

もちろん、サンタクロースの考え方は人それぞれですので、この絵本に載っている答え方が絶対！というわけではありません。

でも、「こんな考え方もあるんだね。」「この考えかた取り入れてみようかな。」と自分の引き出しを増やす分には、とても参考になる絵本です。

興味のある方は是非！

季節外れに読もう！「サンタさん、今頃何やっているかなぁ？」と親子で想像を膨らませる

この絵本はサンタクロースを題材にしているので、早くても11月ごろからの絵本だと認識されがちですが、真夏に読むのもおすすめです。

絵本には「南半球のクリスマス」や「夏のサンタさんの生活」などにも触れられているので、8月ごろに読み聞かせをして、「今頃サンタさん何してるかな？」と子どもとイメージを膨らませることも試して見て下さい。

子どもは想像力がすごいので、私たちの想像を超えるクスっと笑わせてくれる返答があること間違いなしです！

きっと、親子で楽しめますよ。

絵本詳細

そう子

今回は大人も参考になる絵本の紹介でした。