かすみ そう子です。
今日は、「生理前のイライラ時期の過ごし方」について考えたいと思います。
今日はやたら怒ってるな→生理前かも?
皆さんもありませんか?
怒るときに大きな声が出てしまう。
いつもは我慢できる子どもの行動が許せない!
今朝がまさにこの状態でした。
朝からすごくイライラして、怒りを抑えられない。
「なんか変だな。いつもと違うな。」
と思って、月経管理アプリを見たら、生理開始予定日2日前でした。
生理前のイライラ時期を乗りきる工夫
①「普段の自分」と「生理前の自分」の違いを自身で知る。
②生理がいつ頃くるか把握しておく。
(「月経管理アプリ」を利用する、「手帳」で管理するなど)
③PMS(月経前症候群)症状が出そうな時期は、できる限り、無理のないスケジュールを組んでおく。
④あらかじめ家族に予定を伝えておく。
⑤PMS(月経前症候群)症状が実際出たらどうするか、イメージトレーニングしておく
⑥家族に迷惑をかけたときは、素直にあやまる。
こんなところでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
①「普段の自分」と「生理前の自分」の違いを自身で知る
PMS(月経前症候群)と言っても、症状は数多くありすぎて数え切れません。
思いつくものでも、イライラ、情緒不安定、不安、眠気、過食、腹痛、頭痛、むくみ、乳房の張りと、何個も出てきます。
今回は、「イライラ」を取り上げますので、全ての症状に当てはまらないかもしれませんが、やはり、どの症状でも「普段の自分」と「生理前の自分」がどのように違うのかを知ることから始まると思います。
先日、健康診断がありました。
乳がんのエコー検査があったのですが、先生は「まずは、触ってみて今の乳房の状態を知って下さい。」とおっしゃいました。
がんになっていない、今の乳房の状態を知っておくことで、今後しこりができるなどの変化が起こったときに、「なんかいつもと違う。」と違和感に気づくことができるそうです。
「なるほど。」と思いました。
今回のPMSに関しても同じことが言えますね。
「いつもどんなことにイライラするんだろう?」
「どんな時にイライラするんだろう?」
紙に書き出してみるといいかもしれません。
って、そんな面倒なことしていられませんね。
わたしもです。(笑)
でも、普段子どもを怒ったあと、「なんで今怒ったんだろう?」と少し振り返る時間を持つのも良いかもしれません。
それを1週間ほど続けると、自分でも知らなかったイライラのポイントが整理できます。
そのうち、「いつもより怒っちゃったかも。」
「子どもはいつもと同じことしてるのに、なんで今日はあんなにきつく言っちゃったんだろう?」
と、「いつもとなんか違う」という違和感を感じるときがきます。
そして、②に関係しますが、「月経前アプリ」を開くと、ドンピシャ!生理前なのです。
②生理がいつ頃くるか把握しておく
自分が「イライラする状態になるだろう。」と、あらかじめ知っておくと、自分自身がラクになります。
必要以上に悩まなくなるからです。
「生理前だからしかたない。」
「生理前だからそりゃぁイライラするわ~」
と、自分を責めないで過ごすことができます。
これは一つのストレス回避方法。
そう、イライラすることは仕方ないのです。
生理のスケジュール管理には「月経管理アプリ」をおすすめします。
月に一度、生理初日を入力するだけで、周期が不定期な方でも、過去の入力データをもとに次回の生理開始予定日を予測してくれるのです。
わたしはめんどくさがりなので、生理初日しか記入しませんが、マメな方は、体調の詳細や体温を入力することもできますし、妊活中の方は、排卵日なども予測してくれます。
自分の体のリズムを把握するのに、とても便利なアプリですので、まだ利用していない方がいたら是非ダウンロードとおすすめします。
③PMS(月経前症候群)症状が出そうな時期は、できる限り、無理のないスケジュールを組んでおく
生理周期が不定期な方は、なかなか難しいことですが、
PMS(月経前症候群)期間になりそうな時期は、「最低限のことだけをする期間」をあらかじめスケジューリングしておくことが自分を助けることになるかもしれません。
わたしのようなイライラ症状の方でしたら、苦手な家事はそこそこに、
・自分の好きなこと(読書)をメインに過ごす。(仕事のときは仕方ありませんが…)
・土日でしたら、午前中の公園遊びはパパだけで行ってもらう。
・料理したくないなと思うなら、事前に作り置きしておく。(パパにお願いする、宅配を頼む、外食する←わたしはこっち(笑))
・スーパー行くの面倒だなと思うなら、ネットスーパーを使ってみる。
・今日は体調不良ということで、長時間テレビ解禁!
などなど、とりあえず自分ファーストで過ごすことがカギをなるような気がします。
④あらかじめ家族に予定を伝えておく
③で、生理前の過ごし方を考えたので、それも含めて家族に伝えておきます。
いつも以上にイライラするかもしれないけど、それはゆうきやかえでのせいじゃないからね。
家族に伝えたからといって、イライラを全面的に出すのは良くないです。
抑えられるのであれば、抑えたほうが良いと思います。
しかし、子どもたちに伝えておかないと、「自分は悪い子だ。ママ、ぼくのこと嫌いになっちゃったかな?」という心配に繋がるので、あらかじめ伝えておいたほうが良いと考えます。
⑤PMS(月経前症候群)症状が実際出たらどうするか、イメージトレーニングしておく
どれだけ自分の症状を知り、どれだけ対策を考えたとしても、やっぱり生理前になると症状は出ます。
ホルモンのことなので、あらかじめ予定していても、イライラは止められません。
体のことなので仕方のないことです。
まずは、このように「イライラしてしまう」ということを受け止めるしかなさそうです。
そしてここで効果を発揮されるのが、「あらかじめイメージトレーニングする」ことではないでしょうか?
「イライラし始めたら、こうする!」とあらかじめ決めておくのです。
たとえば…
・イライラが始まったら、まずは、子どもから離れる(「ママ、ちょっとトイレ行ってくるね。」)
・イライラが始まったら、まずは、子どもににテレビを見せる。
・イライラが始まったら、まずは、「ママ、イライラしてきちゃった。」と子どもにまず伝える。
・イライラが始まったら、まずは、チョコレートを食べる。(好きなものを食べる。)
・イライラが始まったら、まずは、掃除機をかける。
ここで大切なのは、「イライラが始まったら、まずは○○する。」という流れを作っておき、「あっ、今、わたしはイライラしている」と気づくことです。
イライラしていることに気づいていないと、暴言を吐きまくってしまいます。
こうなると、自己嫌悪にも繋がりますよね。
上記の例をすべて試しましたが、わたしは、「イライラしてきた」ことを子どもに伝えることが一番効果がありました。
とにかくいろいろ試してみて下さい。
自分にあうやり方が早く見つかるといいですね。
⑥家族に迷惑をかけたときは、素直にあやまる
コツをつかむまでは、なかなか思い通りにいきません。
わたしも少しずつがんばっています。
「怒りすぎたな…」というときは、素直にあやまることにしています。
子どもは、本当に器が大きいので「いいよ~」とすぐ許してくれます。
こういうところ、子どもから見習わなければなりません。(笑)
PMS(月経前症候群)期間を平和に過ごすために…
①「普段の自分」と「生理前の自分」の違いを自身で知る。
②生理がいつ頃くるか把握しておく。
(「月経管理アプリ」を利用する、「手帳」で管理するなど)
③PMS(月経前症候群)症状が出そうな時期は、できる限り、無理のないスケジュールを組んでおく。
④あらかじめ家族に予定を伝えておく。
⑤PMS(月経前症候群)症状が実際出たらどうするか、イメージトレーニングしておく
⑥家族に迷惑をかけたときは、素直にあやまる。
以上、PMS(月経前症候群)の過ごし方に関してでした。