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【たくさんのパンに感激!】『からすのパンやさん(作・絵:かこ さとし)』

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【たくさんのパンに感激!】

『からすのパンやさん』作・絵:かこ さとし

からすのパン屋さんが試行錯誤して、人気のパン屋さんを目指すお話。1冊の中にどれだけ多くのパンが登場するのでしょう?パンの種類が豊富で見ているだけでウキウキ・ワクワクする一冊。

 

こんなことありませんか?

ママ
ママ
パン好きの子どもが喜んでくれる絵本ありますか?

 

パパ
パパ
絵本が好きな娘に、ちょっと長めの絵本を挑戦させたいんだけど…

 

ママ
ママ
シリーズものの絵本で、昔から親しまれている絵本はありませんか?

絵本紹介

『からすのパンやさん』の楽しみポイント

絵本から得られること

・これでもかっ!と言うほどのパンに出会える。
・パンの食欲をそそる。
・一羽一羽のカラスの表情が違うので、細部まで絵を見て楽しめる。

 

こんな方に読んでもらいたい!
年齢5歳~
季節1年を通して
こんな方へ・子どものパン好きが止まらない。

・長い文章に挑戦したい。

・「からすは怖い」という子どもの考え方を変えてあげたい。

・細かい絵をじっくり見ることが好き。

おすすめ絵本

パンが大好きなお子さまに、ぜひ楽しんでもらいたい絵本です。

からすのパンやさん
作・絵:かこ さとし

絵本紹介文

いずみがもりにはからすのパン屋さんがありました。

そのパン屋さんに、4羽の赤ちゃんが産まれます。

名前は、オモチちゃん、レモンちゃん、リンゴちゃん、チョコちゃん。

赤ちゃんはその名の通り、しろ、きいろ、あか、ちゃいろのめずらしいからすです。

4羽の赤ちゃんの世話は大変で、パン屋さんの売り上げは落ちる一方。

そんなとき、成長した4羽の子どもたちは、学校の友達に売り物にならない焦げたパンをあげます。

そうしたら、そのパンが焦げているにもかかわらずおいしいこと!

「明日は買いに行くね!」という友達を喜ばせようと、からすの一家は皆のアイディアを出し合い、一晩にしてたくさんの種類のパンを作り上げました。

その種類の多さとおいしさが評判となり、パン屋さんは人気のお店となりました。

が…人気すぎて問題が勃発。

からすのパン屋さん一家はこれをどう解決していくのでしょうか?

 

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この絵本の注目ポイント

パンの種類の多さに圧倒!じっくり見て楽しんで!

からすの子どもたちが一生懸命作ったパンの数は数えきれないほど!

そのパンをじっくりと見て楽しんでいただきたいです。

定番の食パンやコッペパンはもちろんですが、ばななパン、ぞうパン、自動車パンに、のこぎりパン…たくさんの種類があって、見ているだけで、子どもたちは楽しくなることでしょう。

文章が長い絵本なので、年長さんくらいが適当年齢ですが、絵だけを楽しむのであれば、2歳の子でも楽しむことができます。

「どのパンがおいしそう?」

「こんなパン見たことないねぇ。」

パンの描かれたページだけでも、親子の会話が増えますね。

 

 

「友達においしいパンを届けたい」という、からすの子どもたちの試行錯誤する姿と行動力を見て欲しい。

「友達においしいパンを食べてもらいたい!」

「またパンを買いに来てほしい!」

と願う、からすの子どもたちは、「おみせをきれいにしてほしいな。」というお客さんの声を聞き、掃除を頑張り、「もっと いろんなパンがあったらいいな。」という声に応えて、たくさんの種類のパンを生み出します。

お客さんのために、友達のために…マイナスな意見も真摯に受け止めて、改善していく子どもたちの姿は、とても頼もしいです。

さずがに未就学児にはピンとこないかもしれませんが、「相手のために何かしたい。」という気持ちを絵本から伝わったら、こんな嬉しいいことはありませんね。

 

絵本実践ポイント

どんなパンを食べたい?作ってみたい?と子どもの想像力を高める

絵本に載っているパンでも良いし、「こんなパンが食べたい!」と自ら絵に描いても良し!

正解はないので、「こんなパン食べたい!」「こんなパンがあったら面白いよね!」とどんどん紙に書いていきましょう。

お絵かきにもなりますが、想像することって、子どもたちにとっては楽しいこと!

小さい子なら、ママが絵を書いてあげてもいいかもしれません。

ただ、絵心がない私は、娘のリクエストに困りましたが、適当に書いても子どもは絵を否定することはありません(笑)どんなに下手でも、「これこれ!」と言ってくれます。(笑)

 

パン屋さんに行ってみる

想像力が膨らんだところで、実際にパン屋さんへ行ってみましょう。

絵本で描かれているようなパンがあるわけではないと思いますが、パン屋さんの香りや雰囲気、選ぶ楽しさなどが存分に味わえるでしょう。

昼食や夕食に外食することがあっても、朝食にお店で食べることは、家庭によってはめずらしいことかもしれません。

休みの日の朝などに、たまに行ってみると、いつもと違う新鮮さを楽しめますよ。

 

実際にパンを作ってみる

これはハードルが高いですね。

私もまだ実行できていません。

昔、パン教室に通ったことはありますが、今、一からパンを作る気力はありません。(笑)

でも工夫次第で、真似ごとはできます。

①パン焼き機があるご家庭でしたら、前日に材料をセットしタイマーをかければ、翌朝焼き立ての食パンが味わえるのではないでしょうか?

と言っても、我が家はパン焼き機(ホームベーカリーって言うのかな?)もありません。

そんなときは…

②冷凍パンを使用しましょう。

「焼くだけ!」の商品を買ってきて、ある朝焼いてみました。

オーブン皿に置くだけ。焼くだけ。こんな簡単なのに、ふっくらできたてのメロンパンができあがりました!

「できあがるまでどのくらい?」「たのしみだね!」「いいにおいがしてきた!」など、パン屋さんで感じ取れるものすべてとは言えませんが、幾分か家でも楽しむことができます。

絵本をきっかけにパン屋さんごっこを楽しんでみて下さい。

 

絵本詳細

絵本名からすのパンやさん
作・絵かこ さとし
発行者今村正樹
発行所偕成社
出版日1973/09
価格1,000+税
絵本サイズ26cm+21cm
ISBN978-4-03-206070-6
印刷大日本印刷
製本東京美術紙工
装丁サム・プランニング
こんな時にパンが大好きなお子さまに
キーワードパン、パン屋、からす、かこさとし
目安対象年齢4歳~
ページ数32ページ
そう子
そう子

パンが描かれたページを開くと、思わず笑みがこぼれます。
今回はこのわくわくを皆さんにもぜひ感じ取ってもらいたい絵本でした。