『いろんなおやさいどこになる?』文:きのした けい、絵:阿部 真由美
0歳から楽しめるしかけ絵本で、10種類の野菜の育ち方を親子で学ぶことができる1冊。
こんなお悩みありませんか?
絵本紹介
『いろんなおやさいどこになる?』の楽しみポイント
この一冊で野菜の育ち方がわかる、大人も勉強になる絵本です。
・野菜の育ち方
・野菜それぞれの花の色、葉や実の形などを視覚で知ることができる。
年齢 | 0歳~ |
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季節 | 1年を通して |
こんな方へ | ・子どもの野菜嫌いをなんとかしたい(野菜に興味を持ってもらいたい)。 ・しかけ絵本を探している。 ・知育になる絵本を探している。 |
おすすめ絵本
いろんなおやさいどこになる?(しかけえほんシリーズ)
文:きのした けい
絵:阿部 真由美
絵本紹介文
この絵本は、「これなぁに?」と問いかけがあり、しかけを開くと野菜が出てくるしかけ絵本です。
トマトに、じゃがいも、きゅうり、にんじん、きゃべつ、ほうれん草、たまねぎ、ブロッコリー、かぼちゃ、だいこんの10種類の野菜が描かれています。
最後のページは飛び出す絵本のページですので、子どもはわ~と喜びます。
この絵本の注目ポイント
野菜はどうやってできるか知っていますか?
農家のお子さんや、家庭菜園で野菜と触れ合う機会があるお子さんは知っていると思いますが、多くの子がスーパーでしか野菜を見る機会がないのではないでしょうか。
料理をしないと、キャベツとレタスの区別もつかないというのもあるあるです。
お恥ずかしいですが、私も一人暮らしで炊事をするようになるまで区別がつかなかったです。(笑)
キャベツとレタスの違いが分かるようになっても、畑で野菜に触れ合う機会がないと、大人でも葉と花を見ただけでは何の野菜かわかりませんよね。
子どもと初めてこの絵本を読んだとき、私はにんじんとほうれん草しかわかりませんでした。
子どもそっちのけで、私の方が、「これ何?」「知りたい知りたい!」と前のめりになっていました。(笑)
何歳になっても知らないことを知れるというのは嬉しいですね。
絵本実践ポイント
知識を得た後は、本物の野菜を見に行こう!
実際に野菜を育てたり、畑に行って収穫したりする体験ができることはすごく良いですが、なかなかそんな機会はないです。
そんな時は、この絵本を通して、野菜の育ち方を親子で学びましょう。
そして、本で知識が増えたら、旅行や帰省のときなど、何かの機会でいいので、実際に畑を見て(信号待ちのときに車の中から見える畑とかで十分です。)、子どもと当てっこクイズをするのもいいですね。
本物を見て、「絵本と一緒だ~!」と感動することは素晴らしい体験になること間違いなしです。
旅行や帰省ではなくても、きゅうりやトマトなどは家庭菜園で育てている方も多いので、そういうお宅の野菜を拝見するのもありです。(育てることに興味のある方が、実際に家庭菜園を行うことはいいですが、私のように、あまり興味のない人には本当にオススメです!)
保育園の送り迎えで毎日通る道に、きゅうりを育てているお宅があり、毎日きゅうりを眺めて観察をしていました。
黄色い花が咲いたり、赤ちゃんきゅうりを見たり、その赤ちゃんきゅうりがどんどん大きくなっていったり…私は毎日水をやるなど育てることは苦手でも、毎日観察して変化を楽しむことはできました。
息子も「今日はどのくらい大きくなっているかな~。」とか、「昨日よりお花咲いてるかな~。」と毎日楽しみにしていました。
また、夏休みになると小学生のお子さんがいるお宅は、「あさがお」や「ミニトマト」などを宿題の一つで育てます。近所のお宅は「ナス」を学校から持ち帰って育てていました。
きゅうりと一緒で、毎日大きくなるトマトやナスを見ることが、登園時の習慣になりました。
野菜の育ち方に興味が出ると、食卓での野菜の食べ方にも変化が出てくるかもしれません。
食育にもつながりそうですね。
絵本詳細
絵本名 | いろんなおやさいどこになる? |
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文 | きのしたけい |
絵 | 阿部真由美 |
発行者 | 黒田英邦 |
発行所 | コクヨ株式会社 |
出版日 | 2019/04/01 |
価格 | 1,320円(税込) |
絵本サイズ | 15cm×15cm |
ISBN | 978-4-905122-71-5 |
印刷・製本 | 凸版印刷 株式会社 |
こんな時に | 野菜に興味を持てる絵本を探しているときに |
キーワード | 野菜、しかけ絵本、野菜の育ち方、畑での野菜の姿 |
目安対象年齢 | 0歳~ |
ページ数 | ページ |
読み聞かせ目安時間 | 1分 |