お子さんの預け先も決まり、とうとう復帰の時期がやってきましたね。
不安も尽きないと思いますが、意外とどうにかなります。
きっと大丈夫です!
・間もなく職場に復帰する方
・職場復帰するときのポイントを抑えたい方
最初は慣れるまでは大変だと思いますが、「慣らし保育」の時間を有効に使って、できる限りで良いですので少しずつ生活リズムを変えて行きましょう。
復帰月に大切にすること
1.入園の準備は夫婦で行う
2.慣らし保育時期も復帰後の生活リズムに合わせる
3.可能であれば、慣らし保育は余裕を持って行う
4.慣らし保育の時間は、家事ではなく、自分自身のためだけに時間を使う
5.復帰前であっても、可能なときは夫に保育園の送迎をしてもらう
6.子どもとの時間を重要視する(スキンシップ、保育園の楽しい話をする)
1.入園の準備は夫婦で行う
入園準備に関しては、保育園へ提出する「書類」の記載も大変ですが、それよりも持ち物全部に「記名」することが何より大変かもしれません。
入園準備は育休中のママがやってしまうことが多いですが、是非夫婦で行うことをおススメします。
全部一人で行うことは大変と感じる以上に、「何で私ばかり…」「何で一緒にやってくれないんだろう?」と、パートナーへの不信に繋がります。
裁縫が趣味の方なら楽しく準備することができるかもしれませんが、ほとんどの方の場合が面倒な作業です。
持ち物って結構ありますよ。
小さければ小さいほど着替えが必要ですし、おむつにも一枚ずつ名前を記入しなければならないのです。
あらかじめ入園準備の日時を決め、夫婦でおしゃべりしながらさっさと終わらせることが一番早いと思います。
また、一つ一つ名前を書くのは結構大変なので、ハンコを作ってスタンプのように押すだけにするとラクですよ!
洗濯しても消えない、プラスチックでも記名できるなど、万能インクがあるので是非探して見て下さい。
2.可能であれば、慣らし保育は余裕を持って行う
保育園の「慣らし保育」は、数日で終了の保育園から、2週間くらいかけて少しずつ慣らしていく保育園までいろいろです。
職場によっては、4/1から復帰しなければならないところもありますが、もし可能ならば、保育園が提示した慣らし保育の期間を十分に使用して、子どもへの負担をなるべく軽くしたいところです。
子どもへの負担をなくすと同時に、親の負担も軽くなります。
生活環境が変化する復帰月は、親子共に大変なこと間違いありません。
慣らし保育期間が長ければ長いほど、親も子も、少しずつ・ゆっくり環境に慣れていけると考えましょう。
3.慣らし保育時期も復帰後の生活リズムに合わせる
慣らし保育期間は、まだ育休中ですので、朝もゆっくり登園することが可能かもしれませんが、登園時間はゆっくりでも、起床時間に関しては、復帰後に合わせてみましょう。
大変だと思いますが、復帰後に朝バタバタな時間を過ごさなくても良いように、慣らし保育の期間から少しずつ準備をしていくことがオススメです。
慣らし保育期間の登園時間は決まっていることが多いですが、復帰後に家を出る時間に朝のお散歩に出かけるなど、1日でも復帰後の家を出る時間に合わせて出掛けてみると、どこをどう改善していけば良いのかがわかるので、復帰後がラクになると思います。
是非、慣らし保育期間を使って練習してみて下さい。
4.慣らし保育の時間は、家事ではなく、自分自身のためだけに時間を使う
慣らし保育期間に子どもと離れることが初めて!というママも多いのではないでしょうか?
子どもが産まれてから今まで、ずーっと一緒。初めての一人時間にワクワク。
「保育園大丈夫かな?あんなに泣いてたけど心配だな。」と思いながらも、数時間でも一人の自由時間が与えられて、あなたは何をしますか?
ここであるあるなのが、子どもがいない間に家事をすること。
洗濯、食器洗い、掃除、買い物、食事作り…ありすぎて書ききれません。
わかります、子どもがいない間に家事をできるだけ進めたい!その気持ちわかります。
私もそうでした。
子どもがいない間に家事を頑張って進めました。が…、なんか満たされない。
なぜだろう?と考えたとき、自分のためだけに時間を使うことで心が満たされるのではないか?と思いました。
もちろん、人それぞれですので、家事を中断することなくサクサク進めて満足する方もいらっしゃると思います。
しかし、家事を進めても「何か物足りない。」と思う方は、是非自分のためだけに時間を使って下さい。
美容院に行く、カフェで読書する、テレビを見ながらおやつを食べる、ネイルに行く、ショッピングに行く、友人に会う…
自分の時間を少しでも持つとリフレッシュして、日々の生活も頑張れます。
これから復帰するあなたは、間違いなく今よりも忙しくなりますので、今一人時間を楽しんでも良いのではないでしょうか?
5.復帰前であっても、可能なときは夫に保育園の送迎をしてもらう
この項目も重要です。
復帰するまでは、ママが保育園の送迎を担うことも多いかと思いますが、パパが可能であるならば、ママの復帰前に練習をしておくと良いかもしれません。
仕事に出張が伴うあなたは、パパがお迎えに行くことも多いのではないでしょうか?
子どもが小さければ小さいほど、送迎時に親がすることがたくさんあります。
保育園にもよりますが、着替えはこのロッカーに入れ、おむつはここ、連絡帳はここ、月曜日はお昼寝用のタオルケットもいるし…
可能なときは、あらかじめ練習をしておくと、ママもパパも安心できます。
6.子どもとの時間を重要視する(スキンシップ、保育園の楽しい話をする)
最後は、子どもとの時間を大切にすることを挙げました。
これは最後の項目にしましたが、優先順位をつけるなら、一番大切なことかもしれません。
初めての保育園。初めてママと離れる。これは子どもにとってどれだけ不安なことかわかりません。
新しい環境に慣れるまで、子どもの心は不安定になるでしょう。
この不安定な子どもを安心させてあげるためには、何よりもママとのスキンシップです。
抱っこしたり、頭を撫でたり、保育園の楽しい話をしたり…
家に帰ってきたら、まず子どもとの時間を5分でも作る。
食事の準備やお風呂の時間に追われて忙しいのはわかりますが、この時間があると、その後の就寝までの時間がスムーズにいくことが多いと経験しています。
大人と同じように、子どもも家の外(保育園)では頑張って過ごしており、疲れて帰ってきます。
その疲れをまずはスキンシップで癒してあげましょう。
まとめ
1.入園の準備は夫婦で行う
2.慣らし保育時期も復帰後の生活リズムに合わせる
3.可能であれば、慣らし保育は余裕を持って行う
4.慣らし保育の時間は、家事ではなく、自分自身のためだけに時間を使う
5.復帰前であっても、可能なときは夫に保育園の送迎をしてもらう
6.子どもとの時間を重要視する(スキンシップ、保育園の楽しい話をする)
慣らし保育の時間は、何よりもママ自身の心のバランスを取るための時間に充てましょう。
そして、子どもとの時間をスキンシップで大切に過ごしましょう。