【子どもが喜ぶ母親像とは】『おかあさんだいすきだよ（作絵：みやにしたつや）

『おかあさんだいすきだよ』作絵：みやにしたつや

そう子

こんにちは。
この本を知っていますか？

おすすめの絵本

おすすめの絵本を書くにあたり、一冊目を何にしようかと考えていましたが、
やっぱりこれしかない！と思いました。

この「おかあさんだいすきだよ」に出てくるお母さんが、まさに、わたしが理想とするお母さん像です。

こんなお母さんになることが夢です。

あらすじ

主人公の男の子は、お母さんが大好き！

でもお母さんは、「はやく！はやく！」「ちゃんとしなさい！」「なんかいいえばわかるの！」「いいかげんにしなさい！」などなどいつも怒っています。

そう子

まさに、わたしみたい…

男の子はお母さんが大好きだけど、
「ぼろぼろこぼさない！はやくたべなさい！」って言うんじゃなくて、
本当は「じょううずにだべられるようになったね。たくさんたべてね」って言ってくれたら、もっとおかあさんのことだいすきだよ。って言います。

男の子の理想のお母さん、「お母さんがこんなふうに言ってくれたらいいのにな。」
っていう願いが描かれています。

涙がとまらなかった

初めて読んだとき、涙が止まりませんでした。

絵本の男の子を通して、わが子もそう思っているだろうな。子どもの気持ちが痛いほど良くわかる本です。

わたしは恐る恐る聞いてみました。

そう子

このおかあさん、怒ってばかりでママみたいじゃない？

ゆうき

そうかも。でもママはきょうも100点だったよ。

そう子

うぅ…全然100点じゃないよ…

ていう展開になりました。

子どもは優しいですね。どんなに怒られてもママが好きなんですね。

そんな息子の言葉を聞いて、「本当に怒ってばっかりの今の生活をどうにかしなきゃな。」
と思いました。

まぁ、しかし、次の日には忘れているんですけどね。

自分の目標を確認できる

どんなお母さんになりたいのか？、目標に少しずつ近づけているのか？など、日々の生活を確認するという意味でも、定期的にこの本を読むことにしています。

この本の、優しいお母さんのセリフがとても勉強になるのです。

イライラしているわたしには、絶対に出てこない言葉。

こんな優しい言葉が、普段から出てこれば、笑顔で子育てできるんだろうな。と思います。

がんばるぞ！

絵本詳細