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【七五三を知る】『おおきくなったの(ぶん:すとうあさえ、え:つがねちかこ)

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【七五三を知る】

『おおきくなったの(ぶん:すとうあさえ、え:つがねちかこ)』

「大きくなったお祝いにお出掛けをする」というシンプルな内容で、2~3歳児にもわかりやすい内容です。3歳の七五三にお参りに行く前に是非読んでいただきたい一冊。

 

こんなお悩みありませんか?

ママ
ママ
今度七五三をするから、七五三の絵本を探しているのだけど…

 

パパ
パパ
こだわりの強い娘が七五三で着物を着てくれるか不安…

 

ママ
ママ
2歳児でもわかる七五三に関して簡単に書いてある絵本はありますか?

絵本紹介

『おおきくなったの』の楽しみポイント

「はじめての行事えほん」シリーズです。

絵本から得られること

・七五三とは何かを知ることができる。
・着物を着てみたい!という気持ちを引き出す。

 

こんな方に読んでもらいたい!
年齢2歳~
季節秋、七五三
こんな方へ・七五三とは何かを子どもに伝えたい。

・今度行く七五三が、ただただ不安。

・簡単に七五三や千歳飴などの背景を知りたい。

おすすめ絵本

おおきくなったの
ぶん:すとうあさえ
え:つがねちかこ

絵本紹介文

七五三の絵本です。

ねずみさん、うさぎくん、まあちゃんは、産まれてからミルクを飲んで、よく泣いて、たくさん抱っこされて、もりもり食べて大きくなりました。

みんな3歳になりました。

大きく成長したみんなのお祝いの日。

今日は七五三です。

 

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この絵本の注目ポイント

七五三行事を知ろう

この絵本は七五三ですが、「はじめての行事えほん」というシリーズがあり、他にもお正月やおひなさまなど、日本の行事を絵本で分かりやすく描いています。

最近は11月だけではなく、10月ごろから七五三参りに行く子どもたちを良く見かけます。

「着物着てどこに行くんだろうね?」と子どもが疑問を持ったらチャンス!

絵本を通じて日本の行事を知るチャンスです。

「七五三」について詳しいことがわからない。という方も大丈夫。

最後に「七五三とは」と、大人向けの説明があるので、それを参考に、子供たちに行事の説明をしてあげられます。

3歳の七五三に行くお子さんに読んでもらいたい

今年3歳の七五三をやるお子さんには、七五三の前に絶対に読んでもらいたいです。

というのも、子どもは「初めて」のことに不安を抱くもの。

いつもと違う服(着物)を着させられ、いつもと違う靴(ぞうり)を履き、動きにくいし、歩きにくいし、これからどこに行くんだろう?と不安があるとギャーギャーの元となります。

着物も来てくれ、ぞうりも履いてくれたらすごい!

そんな子は本当にありがたい!

我が娘はとても頑固なので、嫌と言ったら絶対に着物なんて着てくれないと思い、私は今回も絵本に助けてもらいました。

この本をあらかじめ読むことで、「着物かわいいね。今度着るんだよ。七五三のお祝いに行くんだよ。」と娘に伝えました。

七五三に行く1か月前から絵本を読んで、「七五三楽しみ」というワクワクを伝えました。

着付けやヘアセットをしてもらう美容院にも、当日前に2,3回は遊びに行き、どんな髪型にする?この着物着るんだね。と、お店の雰囲気とかに慣れさせに行きました。

それでも、私は心配でした。あの頑固娘がすんなり着物を着てくれるはずはない。ほんとに着物を着てくれなかったときのショックをあらかじめ和らげようと、「着物を着てくれたらラッキー、着てくれなかったらそれも思い出。」と思うようにしていました。

なぜなら、一年前の兄の七五三のとき…

当時、1歳10か月だった娘に、袴型のロンパースを着せようと用意していたのですが、いつもと違う洋服ということで、着せるのに1時間、しかも最後はちょっと強引に着せて、結局ムスッとした娘の写真になりました。

イヤイヤもパワーアップしている娘、そんなに簡単に着物を着てくれるはずがないと思い、絵本を読んだり、七五三で着物を着ている子を見かけると、「今度着物着るの楽しみだね~。」と言ったり、こう思うと必死すぎる自分に笑えてきます。(笑)

 

絵本実践ポイント

七五三前に絵本を読む

上記の通り、この絵本を読むことから始め、この手あの手で七五三というものを、あらかじめ娘に伝えました。

絵本は読めば読むほど、「今度これ(着物)着るよね~。」と、娘から楽しみにしている雰囲気が見て取れました。

 

そして、迎えた当日…

 

着物を着てくれました!!

ヘアセットさせてくれました!!

ぞうり履いてくれました!!

 

たまたま当日の機嫌が良かったのかもしれません。

でもやっぱり「七五三ってこういうことするんだ。」と前もって知れたことが大きかったように思います。

ですので、10月から11月にかけて、3歳の七五三を行うお子さんに是非読んでもらいたいです!

あらかじめ着物を羽織らせてみる

絵本には、主人公のまぁちゃんが被布を着ておめかしします。

着物がある方は、「この着物着るんだよ~。」と実際に見せたり、鏡の前で少し羽織らせてみるもの、気分が盛り上がっていいかもしれません。

また最近は、着物をレンタルする方も多くなってきましたが、着物選びのときに、「何色がいい?」「どの着物が好き?」と一緒に選ぶのもおすすめです。

そのときに気を付けることは、パパやママが「この中ならどれを着せてもいいな。」と思うものをあらかじめ選択しておく。ということです。

これをしないと、「えっ、この色?」とか、「これはだめ。」とか、子どもがせっかく選んだものが否定され、当日「着物着ない。」なんてことに繋がる可能性もあるからです。

性別で決めてはいけませんが、特に女の子にこの傾向が多いです(笑)

子どもの意見を尊重できるよう、あらかじめ選択しておくことをお忘れなく!

 

最終ページで、七五三の願いを簡単に知る

最後のページには、大人向けに「七五三とは」が簡単に説明されています。

・なぜ、七五三は3歳、5歳、7歳なのか?
・なぜ、11月15日なのか?
・なぜ、七五三行事が始まったのか?
・千歳飴の意味は?

ぜひ、確認の意味で目を通してみて下さい。

 

絵本詳細

絵本名おおきくなったの
ぶんすとうあさえ
つがねちかこ
発行者中村宏平
発行所株式会社ほるぷ出版
出版日2018/09/20
価格本体950円+税
絵本サイズ18.5cm+18.5cm
ISBN978-4-593-56333-3
印刷共同印刷株式会社
製本株式会社ハッコー製本
こんな時に七五三の絵本を探している時に
キーワード七五三、3歳、お祝い、着物
目安対象年齢2歳~
ページ数24ページ
読み聞かせ目安時間1分15秒

 

 

そう子
そう子
今回は「はじめての行事えほん」シリーズでした。