仕事と子育てを両立する上で問題になるのは、保活だけではありません。
次に私たちを待ち構えているのは「小1の壁」です。
今回は、この「小1の壁」に関して考えてみましょう。
・子どもがもうすぐ小学生
・「小1の壁」をどう乗り越えるか悩んでいる
・初めての夏休み、どう過ごすか悩んでいる
職場に復帰してから、早数年経ったのですね。
保活の時と同様いろいろな悩みがありますが、漠然と悩むのではなく、実際に行動して、一つずつ悩みを減らしていきましょう。
小1の壁を乗り越える
1.「小1の壁」とは何か?
2.「公立学童」の内容を調べる
3.通える範囲の「民間学童」を調べる
4.公立学童と民間学童を比較する
5.我が家が民間学童を選択した理由
6.実際に通ってみて感じたこと
7.来る「夏休み」も、全然怖くない!
1.「小1の壁」とは何か?
働く皆さんなら、「小1の壁」に不安を抱いていらっしゃる方が多いかもしれません。
保育園なら延長保育も入れると、20時ごろまで預かってもらえますね。
都内だと、22時ごろまで預かってもらえる保育園もあると聞いて驚きました。
確かに、延長料金がかかってしまうのですが、万が一の時を考えると、それだけ長く預かりが可能と思うだけで、気持ちがラクになるますね。
それが一変、小学校に入学するとどうでしょうか?
1年生の最初の1週間は数時間で帰ってきます。(笑)
初日は2時間で帰ってきたので、早すぎて笑ってしまいました。
保育園入園のときの「慣らし保育」と同様です。
最初の1週間は小学校に慣れるための「慣らし時間」なのです。
それから1か月程は、4時間授業です。
途中から給食も始まりますが、13時頃には下校の時間です。
その時間に合わせて帰宅するのは絶対無理ですよね(笑)
保育園と大違いでどうしようか悩みます。
こういうとき「在宅」勤務の方はありがたいですが、子どもが帰ってきては仕事もはかどらないことも多いかと思います。
「保活」に苦しみ、どうにかしてやっと保育園に入園できたのもつかの間、小学生になったら、保育園以上に早く帰ってくる…
これがいわゆる「小1の壁」です。
1年生の下校時刻は、思っているよりも早いので、仕事が終わるまでの子どもの居場所を考えなければなりません。
そこで考えるのが、「学童」です。
学童には2種類あり、「公立」の学童と、「民間」の学童です。
以下でそれぞれの学童の違いを見ていきましょう。
2.「公立学童」の内容を調べる
学童には2種類あるとお伝えしました。
ここでは、「公立」の学童について見ていきます。
公立の学童は学校の敷地内に併設されていることが多いです。
地域にもよりますが、今は希望する児童を、全員受け入れてくれる自治体が多いのではないでしょうか。
核家族が増え、共働き家族も多いですので、学校が終わった後に学童へ通う子どもは昔に比べて多くなったのではないでしょうか。
公立学童の特徴は以下の通りです。
【公立学童の一例】 | |
---|---|
場所 | 学校の敷地内。移動時の安全面も心配なし。 |
料金 | 無料のところが多い。 |
時間 | 下校時間から18:00ごろまで。 |
延長時間 | 19:00ごろまで。 |
帰宅時の送迎 | 一人下校かお迎えを選択できる。 |
利用可能学年 | 1~6年生(3年生までの利用が多い。) |
開室曜日 | 月~土 |
上記の内容は一般的な情報ですので、お住まいの地域ごとに確認する必要があります。
一番嬉しい点は、「無料」という点でしょうか。
ただ、働く身からすると、「預かり時間が短い。」ということが気になります。
しかも私たちのような出張を伴う仕事をしていると、出張中は子どもたちの世話を夫に任せる場合が多いです。
もし残業になってしまったら!
この場合を考えると、19時で閉室してしまうのは、毎回不安でしかありません。
そうなると、何かあったときのために、もう少し長く預かってくれるところはないか?
こう考えて「民間学童」を考えることになります。
3.通える範囲の「民間学童」を調べる
次は、通える範囲の民間学童を調べます。
これは「保活(=保育園活動)」の時と同様ですね。
まずは地域の全ての民間学童を洗い出します。
資料請求はもちろんですが、実際に説明会に行かれることをおすすめします。
それぞれの学童の雰囲気は、説明会に行ってみて感じてみないとわからないこともあります。
また、学童と子どもとの相性もあります。
体験して、子どもの感想を聞き、最終的に申し込み先を決める。
我が子が毎日利用する場所です。
学童が我が子の好きな居場所になれば、こんな嬉しいことはありません。
【民間学童の一例】 | |
---|---|
場所 | 駅近が多い。学童までは、バスでお迎えに来てくれる場合もある。 |
料金 | 有料。(学童によってさまざま。) |
時間 | 下校時間から19:00ごろまで。 |
延長時間 | 22:00ごろまで。 |
帰宅時の送迎 | 一人下校、保護者お迎え、バス送りを選択できる。 |
利用可能学年 | 1~6年生(3年生までの利用が多い。) |
開室曜日 | 月~金 |
4.公立学童と民間学童を比較する(併用するのもありです!)
それぞれの学童を調べたところで、今度は比較してみましょう。
一番気になるのは、「値段」かもしれません。
公立学童の「無料」に勝るものはありません。
また、学校内にある点も安心ですね。
交通事故の心配がなくなります。
その一方で、延長時間が長い民間学童は、共働き夫婦にとって安心に繋がる項目に間違いありません。
共働きと言っても、働き方はそれぞれ。
ご自身の働き方を基準にしてサービスを使い分けるのもいいですね。
公立と民間を区別するのではなく、両方使う手もあります!
水曜日はノー残業デーだから公立学童で、それ以外の週4日は民間学童にお願いすることもできます。
夫婦でノー残業デーの曜日が違えば、民間学童の使用は、週3日に抑えることも可能です。
週5で通うのと、週3で通うのとは、料金もかなり変わってきますよ。
5.我が家が民間学童を選択した理由
なぜ、我が家が民間学童を選択したのか。
それは、何と言っても、「働く親にとても優しい」からです。
そもそも、民間学童は、特にフルタイムで働く親達のニーズに応えた施設です。
仕事も子育ても両立できるよう、フルタイムであっても仕事を続けられるように、働く親のための施設です。
ですので、安心して働けるように延長時間が長いことが特徴です。
「もしものときは遅くまで預かってもらえる。」
この安心感は民間の学童しかありません。
我が家のお迎えは基本18:30です。
通い出して4か月目ですが、今のところ19時以降預かってもらったことはありませんが、いつ何が起こるかわかりません。
そう思うと、民間学童は無料ではありませんが、この「安心」を買っているのだなと感じています。
2つ目は、「宿題も見てくれる」ということです。
入室したら、まずは宿題をします。
わからないところは、もちろん一緒に見てくれます。
そして、音読までみてくれるのです。
遅く帰宅したとしても、宿題は終了しているので、明日の準備をするだけです。
公立学童でも、子どもがしっかりしていて宿題をしてきてくれれば問題ありませんが、かならずやってきてくれるとは限りません。
それに比べて我が子が通っている学童は、宿題が終了するまでちゃんと見てくれるので、この項目も我が家が民間学童を選択した理由の一つです。
6.実際に通ってみて感じたこと
「通わせて良かった!」こう思います。
子どもが「学童楽しい!」と言います。
「お迎えもっと遅くして」とも言うくらいです。
予定より早くお迎えにいくと、いいとこだったのに!と機嫌が悪くなることもあるくらいです。(笑)
おやつを選ぶ楽しさもあるし、もちろん宿題もしますが、宿題のあとは何をして遊んでもいい!
民間学童の先生は子どもと遊ぶプロです。
子どもを惹きつけるノウハウをいろいろ持っています。
ですので、お迎えに行くと、「今日も楽しかった~」と満足して帰ってきます。
是非、民間学童の体験に足を運び、通学の検討をおすすめします!
7.来る「夏休み」も、全然怖くない!
今月から始まる夏休み。
民間学童なら全く怖くありません!
午前中から預かってくれるのです!(学童によっては午後からのところもありますので、入会前にちゃんと確認しておく必要があります!)
ただ、何が不安かというと…「料金」ですね。
夏休み中、午前中から1日預かってもらうとなると、かなり覚悟しなけれrばなりません…
次回は民間学童の料金に関して記載しようと思います。
まとめ
1.「小1の壁」とは何か?
2.「公立学童」の内容を調べる
3.通える範囲の「民間学童」を調べる
4.公立学童と民間学童を比較する
5.我が家が民間学童を選択した理由
6.実際に通ってみて感じたこと
7.来る「夏休み」も、全然怖くない!
学童に関して実際に考えてみたら、漠然とした不安は、いくらかは減ったのではないでようか?大丈夫です。なんとかなります!